【ツール】「Zen Flowchart」無料で使える簡易フローチャートとマインドマップ
フローチャート。使いこなすにゃ、ちょいと私のエンジニアリング能力は足りないようですね。それでも、自分の頭のなかを整理するにゃあ、ちょうどいい。複数のエンジニアに完成形を示すアーキテクチャから、単に私のようなお遊びまでできる、それがフローチャート作成サービスの魅力です。
今回は、フローチャート作成サービス「Zen Flowchart」を紹介させていただきましょうね。
「なんでまた、いきなりフローチャートなんて気にしたんすか」
こういう向きもあるでしょうから、非常に端的な理由を説明しますと。X(Twitter)で交流のある「Kielce(キエルツェ)」さんのポストを拝見したのが発端でした。
Drawioですね(私はデスクトップ版を使ってるけどWeb版もある)
使い始めてから知ったんですがHoi4系でもわりかし使われてるみたいです
類似サービスは他にもあるみたい pic.twitter.com/1jEFkgu9g9— Kielce(キエルツェ) (@Kielce14) April 27, 2024
このように、「draw.io」を利用し、イベントの展開図を書かれていますね。良い使い方だと思います。
「draw.io」はフローチャートを始め、社内プレゼンやクライアント向けの説明資料などもつくれる、非常に利用しやすいサービスです。そして、ビジネスでよう使われる機能を扱うからには、代替サービスは山ほどあります。めがっさあります。
「Zen Flowchart」はそのなかのひとつ。あまり有名ではなく、無料でできる機能も制限されているものの、逆に言えば「簡単な図程度なら完全無料でかっちり作れちゃう」のがこのサービスの利点ですね。
ツール紹介
所在地 | 所在地域 | 公式URL |
---|---|---|
Newark, Delaware, United States | Greater Philadelphia Area, East Coast, Southern US | https://www.zenflowchart.com/ |
アメリカ東海岸、フィラデルフィア都市圏にあたるデラウェア州ニューアーク。「Zen Flowchart」はここから提供されています。社名もそのまま「Zen Flowchart」。いかにもスタートアップですわいな。
2018年12月に法人設立の記録がありますが、この分野での知名度はほとんど無い感じでしょうか。競合に対するメリットを打ち出せていないようです。
何しろ、無料版は使いやすいものの、本当に簡単なフローチャートづくりに特化していますし、オブジェクトを20個までしか置けないという制限があります。これではちょっと複雑なイベント管理さえできません。素直にdraw.ioくんを使っとけって話になっちゃいますものね。
でも、個人的には「ちょっとした説明図案をさっと作りたい」という用途であれば、決して悪くない選択肢に思いました。ああ、どんなサービスでも肝心ですが、メールアドレスはリスクヘッジのために用途分けして用意しましょう。多くのサービスに登録するのは「どうせ何処かで漏れる」くらいの気持ちでないといけません。
ツール実践
フローチャートを作ってみましょう。こういう初期画面があります。せっかくなので、このブログの方針を示すものを作ってみましょうか。
できました。無料版ではオブジェクトが20個しか使えないわけですが、それでも"らしい"ものを作るには十分です。そして、この画像は5月9日に作りました。その3日後に修正が入ります。
「視聴した配信や動画の記録カテゴリ」を、「GoogleやYouTubeのSEOについての知見をまとめるカテゴリ」に変更しました。そちらのほうが需要があるのはもちろんのこと、最近のコアアップデートによるアルゴリズムの変わり方が大きく、ゆえにこそ私のライターとしてのあり方にも益するものであると感じられたからです。
学んだことについてのアウトプットを試みる、これは良質なインプットにつながりますからね。私の英語力は相変わらず貧弱ですが、これを続けていけるようにと考えています。
なお、本日は2024年5月21日。9日も経っていますが、豪快に体調を崩したのと、「情報保管庫」のほうの更新を優先していたので、間が空きました。バランスよくやっていきたいものです。
そして、「Zen Flowchart」にはマインドマップ機能があるんですが、私はマインドマップをまるで使ったことがないので、初期画面の紹介のみに留めます。Oh, 怠惰!
「Zen Flowchart」まとめ
- 大手サービスと比べると、できることが少ない面はある。
- 無料プランは魅力的だが、使えるオブジェクトが少ない。
- しかし、手軽に簡単なフローチャートを作りたい時には役に立つ。
全体的な感想としては、こんな感じですね。UIや操作感は「draw.io」よりシンプルな分、ササッとつくれるメリットがある。この点で、「ちょっと説明資料を埋めたいんだけどなー」という時に有用と思います。
しかしながら、ちゃんとしたエンジニアが本格的なフローチャートを作りたいと思うなら、間違いなく無料プランではオブジェクトの数が足りません。機能面でも不満が残るでしょうし、課金を検討するなら先に競合との比較を検討すべきでしょう。
そして、当ブログ最初の記事ということで方針説明も載せてますが、すぐに手のひらを返すかもしれません。まァ、それくらいのスピード感があってもええじゃないか、でございます。私が好きな歴史関係のカテゴリがないし、たぶんそのあたりでいじくるでしょうね。
ああ……いじくりました。「読書記録」は「読書記録&歴史関係」になりました。たった今、原稿を書きながら、「じゃあやるか」ってもんです。いやァ、野放図ですね、絵図を描くソフトの解説記事だけに。
小氷期が到来したので、この記事はこれで終わりです。